• "大和郡山市立地域社会教育施設条例"(/)
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  1. 大和郡山市議会 2011-12-08
    12月08日-01号


    取得元: 大和郡山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成23年 12月 定例会(第4回) ◯平成23年第4回大和郡山市議会定例会会議録(第1号)    ───────────────────────────────────           平成23年12月8日 (木曜日) 午前10時 開会    ───────────────────────────────────諸  報  告    1. 7・8・9・10月分例月出納検査及び定期監査の結果について    2. 大和郡山土地開発公社に関する報告について    3. 平成23年度大和郡山市教育行政に関する点検評価報告書について議 事 日 程 日程第1  会議録署名議員の指名について 日程第2  会期の決定について 日程第3  議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までの3議案に対する議会運営委員長報       告について(質疑、討論、表決) 日程第4  選挙第4号  奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について 日程第5  報告第7号  専決処分報告について(大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条              例等の一部を改正する条例) 日程第6  報告第8号  専決処分報告について(平成23年度大和郡山一般会計補正予算(第              5号)) 日程第7  同意案第6号 人権擁護委員の推薦について 日程第8  同意案第7号 人権擁護委員の推薦について 日程第9  同意案第8号 人権擁護委員の推薦について 日程第10  同意案第9号 人権擁護委員の推薦について 日程第11  同意案第10号 教育委員会委員の任命について 日程第12  同意案第11号 教育委員会委員の任命について       (日程第5 報告第7号から日程第12 同意案第11号までは即決) 日程第13  議案第40号  大和郡山暴力団排除条例の制定について 日程第14  議案第41号  大和郡山暴力団排除条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例              の制定について 日程第15  議案第42号  大和郡山市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条              例及び大和郡山消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 日程第16  議案第43号  大和郡山福祉基金条例の一部改正について 日程第17  議案第44号  大和郡山地域し尿処理条例の一部改正について 日程第18  議案第45号  大和郡山下水道条例の一部改正について 日程第19  議案第46号  平成23年度大和郡山一般会計補正予算(第6号)について 日程第20  議案第47号  平成23年度大和郡山国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)              について 日程第21  議案第48号  平成23年度大和郡山後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1              号)について       (日程第13 議案第40号から日程第21 議案第48号までは提案理由説明のみ)    ───────────────────────────────────本日の会議に付した事件 議事日程に同じ    ───────────────────────────────────                   出 席 議 員(24名)                          1番  東 川 勇 夫 君                          2番  西 川 健 次 君                          3番  林   浩 史 君                          4番  松 田 みつる 君                          5番  上 田 健 二 君                          6番  福 田 浩 実 君                          7番  村 田 俊太郎 君                          8番  丸 谷 利 一 君                          9番  吉 川 幸 喜 君                          10番  金 銅 成 悟 君                          11番  堀 川  力  君                          12番  尾 口 五 三 君                          13番  高 橋 朋 美 君                          14番  出 口 真 一 君                          15番  田 村  俊  君                          16番  池 田 篤 美 君                          17番  北 門 勇 気 君                          18番  西 川 貴 雄 君                          19番  仲   元 男 君                          20番  乾   充 徳 君                          21番  遊 田 直 秋 君                          22番  辻 本 八 郎 君                          23番  大 垣 良 夫 君                          24番  田 村 雅 勇 君    ───────────────────────────────────                    欠 席 議 員(なし)    ───────────────────────────────────                 説明のため出席した者                       市   長  上 田  清  君                       副 市 長  水 野 敏 正 君                       教 育 長  赤 井 繁 夫 君                        総務部長  吉 村 安 伸 君                      市民生活部長  西 本  博  君                   福祉健康づくり部長  森   康 好 君                      産業振興部長  吉 田 昌 義 君                      都市建設部長  矢 舖 健次郎 君                      上下水道部長  角 田 克 之 君                       消 防 長  仲 西 龍 人 君                        教育部長  田 中 利 明 君                        財政課長  八 木 謙 治 君    ───────────────────────────────────                   事務局職員出席者                        事務局長  北 森 正 一                       事務局次長  熊 木 俊 行                   議事係長兼調査係長  森   佳 輝    ───────────────────────────────────               午前10時 開会 ○議長(西川健次君) ただいまから平成23年第4回大和郡山市議会定例会を開会いたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 市長より招集のあいさつがございます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 皆さん、おはようございます。本日ここに平成23年第4回大和郡山市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には、御多用の中、御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。 本定例会に提案をいたしております議案等につきましては、既に皆様方のお手元にお配りいたしておりますとおり、専決処分報告2件を初め同意案6件、条例の一部改正議案等6件及び平成23年度一般会計等補正予算案3件でございます。 それぞれの議案等につきまして、何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意並びに御議決を賜りますようお願いを申し上げ、平成23年第4回大和郡山市議会定例会招集のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 次に、議会運営委員会の結果を委員長より報告願います。 10番 金銅議会運営委員会委員長。         (金銅成悟君登壇) ◆議会運営委員会委員長金銅成悟君) ただいまから議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。 今期定例会は、本日から12月21日までの14日間といたします。 本日は、まず諸報告3件があります。次に、日程に入り、日程第1で会議録署名議員の指名を、日程第2で会期の決定を行います。続いて、日程第3で議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までの3議案に対する議会運営委員長報告について質疑、討論、表決を行いますが、議員提出議案第5号に対する修正動議が提出されましたので、本案と一括して審議をお願いいたします。次に、日程第4 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。続いて、日程第5 報告第7号から日程第12 同意案第11号までは即決でお願いいたします。次に、日程第13 議案第40号から日程第21 議案第48号までの9議案の提案理由の説明を求めます。 9日は、議案熟読のため、休会いたします。 12日に再開し、日程第1で、議案第40号から議案第48号までの9議案に対する質疑の後、各委員会に付託をいたします。 13日から16日までは、本会議を休会し、各常任委員会を開会いたします。 19日と20日は、一般質問を行います。 21日の最終日は、日程第1で、大和郡山選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を行います。次に、日程第2で、議案第40号から議案第48号までの9議案に対する各委員長報告について質疑、討論、表決を行います。 本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集日表議案付託表につきましては、お手元に配付されているとおりでございます。議員各位におかれましては、御協力のほどよろしくお願いいたしまして、報告を終わります。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) これより本日の会議を開きます。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) ただいまの出席議員数は24名であります。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 諸報告に入ります。 7・8・9・10月分例月出納検査及び定期監査の結果については、既に皆様のお手元に御配付申し上げております。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 次に、大和郡山土地開発公社に関する報告について、質疑の通告がありますので、通告者の発言を許します。 4番 松田みつる君。         (松田みつる君登壇) ◆4番(松田みつる君) 大和郡山土地開発公社に関する報告について3点お聞きします。 このたび1億 2,618万 2,000円分の土地を買い戻すとのことですが、1番目に、買い戻した後の使用目的と、当初の計画から変更があるのかどうか。2点目に、今回買い戻す土地の当初の用地取得額。3点目に、計画変更後、土地開発公社のすべての所有土地の簿価と、それに対し支払う金利は1日当たり幾らぐらいになるか、お聞かせください。 ○議長(西川健次君) 吉村総務部長。         (吉村安伸君登壇) ◎総務部長(吉村安伸君) おはようございます。4番松田議員の御質疑にお答えいたします。 まず、1点目についてでございます。 今回御報告いたします土地開発公社事業計画変更第2回及び補正予算(第2号)は、西田中町B地区小規模住宅地区改良事業用地の買い戻しについて、当初の計画に対し、金額1億 2,618万 2,000円、面積で1,519.60平米を追加で買い戻しを実施するものでございます。これは、同事業に伴う工事請負費が入札により抑制され、予算の執行残が生じたことにより、土地開発公社経営健全化をさらに推し進めるために同事業に係る先行取得用地を追加で買い戻しいたすものでございます。 今回買い戻しをいたします事業用地の事業目的の内訳でございます。改良住宅用地が追加買い戻し用地全体の10%、面積で150.80平米、金額で 1,261万 8,000円です。次に、児童遊園用地が33%、面積で498.65平方メートル、金額で 4,164万円。残り57%は、防災機能つきの公園用地で、面積870.15平米、金額で 7,192万 4,000円でございます。なお、事業目的に関しましては、当初計画どおりでございます。 次に、2点目でございます。当初の用地取得額についてお尋ねでございます。 当初取得いたしました用地取得費でございます。1億 1,245万 3,000円でございます。 3点目でございます。土地開発公社の簿価、それに対して金利についてお尋ねでございます。 土地開発公社の平成22年度末簿価が82億 1,900万 8,037円でございましたが、今回の事業計画変更及び補正予算によりまして、平成23年度末時点での簿価は62億 7,000万円になる見込みでございます。昨年度と比較いたしまして、簿価額は19億 5,000万円減少する見込みでございます。 次に、当公社が先行取得に伴う金融機関からの資金借入金に対しまして平成22年度に支払いました利息額1億 8,230万 338円で1日当たり50万円でございました。また、平成23年度におきましては、10月末までに支払いました定期利息支払い額は 8,200万円となっております。今年度1年間に支払う利息見込み額は1億 3,800万円の見込みでございます。1日当たり38万円程度と見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(西川健次君) 以上で通告による質疑を終わります。 ほかに御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 次に、平成23年度大和郡山市教育行政に関する点検評価報告書について御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、本件についてはこの程度で打ち切ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) これより日程に入ります。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員を会議規則第81条の規定により、議長より指名いたします。             7番 村 田 俊太郎 君             19番 仲   元 男 君 以上2議員の方にお願いをいたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から12月21日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって会期は14日間と決定をいたしました。 なお、本定例会の会期及び議事日程並びに委員会招集の内容につきましては、皆さんのお手元に配付いたしておりますから、御清覧おき願います。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第3 議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までの3議案に対する議会運営委員長報告について委員長の報告を求めます。 10番 金銅議会運営委員会委員長。         (金銅成悟君登壇) ◆議会運営委員会委員長金銅成悟君) ただいまから議会運営委員会の審査の経過と結果について御報告申し上げます。 委員会は、去る9月20日、11月25日及び12月6日の3回開会し、9月議会において再度継続審査となっておりました3議案について審査をいたしました。結果につきましては、お手元の報告書のとおり、いずれも不承認と決しました。 まず、9月20日、9月議会最終日の本会議の終了後に開会し、議員提出議案第5号の施行日を平成24年1月1日に変更するよう求める旨の申し出について審査し、申し出のとおり変更することに異議なしとして決しました。 次に、11月25日午前10時から開会された会議では、大垣議員丸谷議員議会運営委員会と議会の審議を妨げる言動に対し、議長団で謝罪確認を行った結果について報告しました。 その内容は、大垣議員は、4減案が残っているなら4減案に賛同する。今回議会審議を混乱させたことは遺憾で、今後このようなことがないよう努め、謝罪する。 一方、丸谷議員は、議運の議論では異論があったので全会一致ではない。北朝鮮は例え話であり、多数で少数意見の事情聴取を決することは、著しく議会運営を逸脱している。また、提案説明は自分流ではあったが、趣旨は同じで、提出者の田村雅勇議員からもクレームはなく、その後、賛同者4名にも確認している。自身を提出者と表現するのは、言論の自由であり、間違っていない。謝罪はしないとのことでした。 この報告について、提案説明すべき提出者に再三再四提案説明するよう求めても応じないため、議会運営上の特例措置として提案説明をしてもらったにすぎないにもかかわらず、丸谷議員は議会や議運での審議を妨げる発言で議運において全会一致で謝罪を求められたが、真実ではない発言も言論の自由であると言い、謝罪の態度を見せない。そもそも提出者ではなく賛同者にすぎない丸谷議員と提出者の思いとは違うので、慎重に確認をしながら審議を進めているのに、丸谷議員の発言のため議案審査ができないのは大変遺憾であるとの意見がありました。 また、議長からの早急に議案審査をしたいとの発言を受けて、本来の姿に戻すため、提出者の田村雅勇議員の出席を求め、審査を進めるべきだとの意見があり、全員異議なく田村雅勇議員に出席を要請し、議案審査を進めていくことに決しました。 続いて、12月6日午前10時から開会された会議では、質疑に先立ち、提出者にかわって提案説明したにすぎない丸谷議員の提出者であるかのような発言を放置すれば提出者が2人いる状態となるので、丸谷議員の発言の訂正と謝罪を求めてほしいとの意見や発言の訂正だけでいいとの意見、反対に前回で謝罪の件は終わっているのではないかとの意見がありました。その後、丸谷議員に発言の訂正を求めることを全会一致で決定し、議長団による意見聴取を行い、発言の訂正はしないとの報告を行いましたが、議案審査を優先させるため、丸谷議員の件は議長の判断にゆだね、議案審査に入りました。 議員提出議案第3号の質疑については、4名減との市民の声が多い中、3名減の議案を提出した理由は、また議案成立に向けた会派内での検討案は、に対し、市民アンケートでは何名減がいいか判断する根拠がわからないとの意見も多かったことから、議員1人当たり人口議員定数の根拠として考え、奈良県内平均に最も近い3名減が最も適正であるとして、提出しております。また、議案成立に向け、賛同者も含め、会派内でも検討しておりますが、もっとしっかり検討する必要があるのではないかという状況になっておりますとの答弁がありました。 次に、議員提出議案第5号の質疑については、報酬削減となった他の市議会で、生活のために誤った職業をして警察の取り調べを受けている議員の行動をどう考えているのか、また、可決されれば平成24年1月から施行させたいという気持ちに変わりはないか、に対し、報道については知っているが、民意を大事にするという立場から、定数削減よりも報酬削減のほうがいいと判断し、提出しており、できるだけ早く実施したほうが財政に寄与すると考えておりますとの答弁がありました。また、20%の報酬削減でどれぐらいの財政効果があるのかに対し、約 4,000万円の財政効果を見込んでいますとの答弁がありました。 以上で質疑を終了し、3議案一括討論に入り、2委員から第3号から第5号までの3議案に対する反対討論が、1委員から第3号及び第4号に対する反対討論が、また1委員からは第4号に対する賛成討論がそれぞれあり、挙手採決の結果、賛成少数により、いずれも不承認と決しました。 以上が審査の概要であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、御報告を終わります。 ○議長(西川健次君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 御質疑ありませんか。 8番 丸谷利一君。         (丸谷利一君登壇) ◆8番(丸谷利一君) ただいま金銅委員長のほうから議運の報告がございました。 ここで、非常に私に対する著しい名誉棄損に当たるような報告をされたように私はとりましたので、金銅議員に2点質問させていただきたいと思います。 2点とも、これは事実無根であると私は思っておりますけれども、1点目は、議運で全会一致で謝罪が決議されたと言われますけれども、いつの議運でどういう手続を追ってされたのか、この点、答えてください。 もう一つ、これは先ごろ6日の議運で、確かに東川議員のほうからも謝罪しろと、うそばっかりついておるからというような話も出ました。うそは全くついていませんけれども、そういう話は出たことは事実です。そしてまた、訂正と。根拠なく、まず丸谷発言は間違っているということで、訂正すべしという、公党であるこの共産党の尾口議員からも言われたことも事実です。しかし、どこで全会一致で訂正が決議されたんですか。この経過、この理由、これについて述べてください。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(西川健次君) 10番 金銅議会運営委員会委員長。         (金銅成悟君登壇) ◆議会運営委員会委員長金銅成悟君) 8番丸谷議員の質疑に対してお答えいたします。 1点目は、議会運営委員会で皆さんに異議がございませんかということでお諮りしております。どなたからも御異議は出ておりませんでした。 2点目につきましては、異議がありましたので、挙手採決をさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(西川健次君) 8番 丸谷利一君。         (丸谷利一君登壇) ◆8番(丸谷利一君) 私が確認しているのは、いつの議運でそういうことを決定されたのかということを言いました。それに対して、異議ございませんかと言われたので、何も話がなかったから全会一致だと、このようなことを言われました。 そして、この訂正のこと、6日ですか、これについては挙手を求めて全会一致だと判断しましたと。このような話でした。まず、そこで聞きます。もう一回聞きます。いつの議運で決まったのかという日を教えてください。 そしてもう一つ、そのとき私も参加しております。そして、今ここに公明党の議員の皆さん方も、市政刷新の会の議運の委員さんもおられます。私は確認していますけれども、そんな謝罪に対して賛成した覚えはないと。こういうことを皆さんおっしゃっております。これは現実、とらえ方の違いかどうか知りませんけれども、そういう認識です。 そこで、金銅議員に聞きますけれども…… ○議長(西川健次君) ちょっと待ってください。質問をしてください。 ◆8番(丸谷利一君) だから、委員長にその前段のプロセスを説明しているんですよ。何でとめられないといけないのですか。 ○議長(西川健次君) ちょっと待ってください。 ◆8番(丸谷利一君) ちょっと待ってくださいね。プロセスを説明してるんです。そして、今から言うてる……。 ○議長(西川健次君) 話を後ろに戻すことなく、話を進めていきましょう。 ◆8番(丸谷利一君) だから、そういうプロセスの中で言うているんですよ。この謝罪決議があったと、全会一致だと言われるから、そうではないという話を今金銅議員に質問しているんです。 それで、今の金銅議員の話では、異議なかったから全会一致だというふうな話をしておられますけれども。 ○議長(西川健次君) 質問してください。 ◆8番(丸谷利一君) なぜそのときに反対意見もいろいろあったにもかかわらず異議ございませんかと言われたんですか。本来反対意見があるとするならば、これは賛成ですか、賛成の方は手を挙げてくださいというような……。 ○議長(西川健次君) 討論じゃなくて、質問をしてください。 ◆8番(丸谷利一君) そういう採決をせなあかんのと違うんですか。それに対して答えてください。 ○議長(西川健次君) 休憩します。               午前10時30分 休憩               午前10時33分 再開 ○議長(西川健次君) 再開いたします。 10番 金銅議会運営委員会委員長。         (金銅成悟君登壇) ◆議会運営委員会委員長金銅成悟君) 8番丸谷議員の再度の質問にお答えいたします。 議会運営委員会で、御異議ございませんかということで諮っております。異議なしということは、当然委員会としては全会一致ということになります。 それと、先ほどの修正の12月6日の議運の報告は、先ほども報告させていただきましたように、意見が出ましたが、その後、丸谷議員に発言の訂正を求めることを全会一致でこれは決めております。 以上、報告しておきます。 ○議長(西川健次君) この問題は、もう水かけ論になりますから、ほかの質問ございませんか。 ほかに御質疑ありあませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) ほかに御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 次に、議員提出議案第5号 大和郡山市の議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてに対し、尾口五三君外1名から修正の動議が提出されました。 この際、提出者の説明を求めます。 12番 尾口五三君。         (尾口五三君登壇) ◆12番(尾口五三君) おはようございます。議員提出議案第5号 大和郡山市の議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についての修正案の説明をいたします。 議員提出議案第5号は、議会運営委員会において施行日の変更が決定され、審議の結果、不承認と決しておりますが、施行日変更について本会議での議決は得ておりませんので、本修正案を提出し、もって本修正案を御審議いただきたいと考えております。 本来、施行日変更の修正案を採決し、修正部分を除く残りの部分について原案を採決することになりますが、施行日と議案本文とは不可分なもので、本文と施行日を分けて諮る必要はないと考え、本文に変更のないものの本文を含めた全部修正として提出をしております。 議員各位の御理解をお願い申し上げまして、修正案の提案とさせていただきます。 ○議長(西川健次君) これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより議員提出議案第3号から議員提出議案第5号及び議員提出議案第5号に対する修正案について、討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 12番 尾口五三君。         (尾口五三君登壇) ◆12番(尾口五三君) 市議会議員定数条例一部改正案に対する反対討論をさせていただきます。 私は、日本共産党市議団を代表して、議員提出議案第3号及び第4号の大和郡山市議会議員定数条例の一部改正案に反対する立場から討論を行います。 2つの議案は、現在の議員定数24を4削減して20にするもの、3削減して21にするもので、次の一般選挙から実施しようとするものです。提出理由については、提出者は、財政軽減になる、選挙公約などと説明いたしています。 そもそも地方議会は、憲法と地方自治法により規定される議事機関であり、その権限は地方自治法に規定されています。提出された議案に対する議決権として、条例の制定、改廃、予算の決定、決算の認定、地方税の徴収、使用料、手数料、契約のほかの規定があり、また権限に属する選挙権、歳入歳出予算の増額修正権、執行機関の事務に関する検閲・検査権、監査委員に対して監査を求めること、国会または関係行政庁に意見を提出すること及び普通地方公共団体の事務に関する調査権の規定があります。さらに、住民の議会に対する請願権に関する規定、送付した請願の処理経過及び結果報告を請求する権限の規定があります。つまり、行政に対する住民の監査機関としての役割を十分に果たし、地方自治体の本旨である住民福祉の増進が図られるようにすることが議会の役割であるということです。 このような重要な役割を果たす議会の議員定数を議論する場合、どういう観点が必要でしょうか。 第1に、議会が民主主義及び地方自治の根幹をなす重要な機能を果たすものであることから、単なる経費の節減等の観点からのみ、これを論ずることは、必ずしも妥当ではありません。 第2に、議会が民意の反映、基本政策の立案、行政に対する監視といった、求められている機能を十分に果たせる体制があるかなど、地方議会のあり方をめぐる本質的な議論を十分に行う必要があるということです。 今回の定数削減による経費削減が、市民の暮らしと福祉、教育、環境の充実に生かされているかについてであり、今日、国の悪政のもとで貧困と格差が広がり、深刻化する中、住民の暮らしと福祉、教育、環境の充実と市財政の立て直しをどう図るかが重要課題となっています。 郡山市は「リメイク大和郡山」の名のもとに、指定管理者制度の導入、水道料、下水道料や国保料の値上げ、乾いたタオルを絞るような職員の削減により、そのしわ寄せを市民と市職員に押しつけています。不要不急の無駄遣いを削り、暮らしと福祉、教育、環境の充実に回して、住みたいまち、住み続けられるまちづくりを進めてこそ、定住人口もふえ、市財政の立て直しも進むものであります。 今こそ市民が求める行財政改革へ流れを切りかえていかなければなりません。そのためには、無駄遣いを許さず、暮らし充実を求める住民の声を反映する議会が、法に定められた権限を発揮する必要があります。 特に、議会には地方自治法第 100条に規定する強力な調査権があり、さまざまな無駄遣いにメスを入れることができます。こうしたときに、経費節減の立場からのみの観点で議員定数削減を進めれば、議員が減った分だけ、住民の声を議会に反映させ市政に届ける上で大きな障害となるとともに、無駄遣いをなくし暮らしを充実する方向へ行財政改革の流れを切りかえる役割発揮も困難になります。また、経費削減の立場からなら、議員定数削減でなく、議員報酬の引き下げを考えるべきです。 今回の定数削減が、民意の反映、基本政策の立案、行政に対する監視という、議会が果たすべき役割の発揮にどのような影響を与えるかについてです。 地方自治総合研究所の主任研究員でもある辻山幸宣氏は、都市行政問題研究会総会での講演の中で、全国的に議員定数の削減が進んでいる事態について、地域の民主主義を代表する議員の定数が減り、代表率が低下をしている。これで本当に多様な意見を調整していくことが可能かという危機感がいっぱいである。議員定数も、多様化を求められるようになっている。次々に議員定数が削減されていって、一体少数者の意見はだれが代表するのだろうか、とこういうような趣旨を述べて、懸念を表明しています。 分権時代における市議会のあり方に関する調査研究報告書で、分権の時代であり、議会の執行機関に対する監視の役割が一層重くなり、議会の構成も、都市全体を見渡すことのできる議員を多く構成されるようになることが求められている。また、執行部に負けないほどの政策論争を重ねることが必要であり、監視、政策立案機能の向上を果たす上においても、相応の議員数は必要である。このような趣旨を述べています。 本市の議員定数30から現在24に既に6削減をしています。こうした中で、さらに削減して20や21になれば、民意の反映、基本政策の立案、行政に対する監視機能がさらに弱まるのは明らかです。 最後に、今大和郡山市議会に求められている議会改革の内容と手法についてです。 日本共産党市議団は、まず議員に厳しい政治倫理条例を制定するなど、清潔で透明かつ公正な議会運営を進めることを軸としながら、議会の傍聴やインターネットでの提供、議会広報の発行と広聴活動、行政視察の充実、費用弁償の廃止など多くの課題を、市民の声をよく聞きながら十分に議論を進める必要があると考えています。 したがって、住民のための行財政改革への流れを変える観点からも、時代の要請にこたえた議会機能の強化という観点からも、地方自治法からも、定数24を維持することに何の不都合もなく、むしろ暮らしや福祉、教育、環境の充実に結びつかない今回の定数削減案に我が党は賛成することはできません。 以上をもって、反対討論とさせていただきます。(「議会の決議に反することを言うていいのか」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 静粛にしてください。(「2月に決議しとるぞ、定数削減」と呼ぶ者あり)静粛にしてください。 ほかに討論ありませんか。 8番 丸谷利一君。         (丸谷利一君登壇) ◆8番(丸谷利一君) 私は、条例改正案のこの4名の改正案、賛成する立場で、賛成討論に参加させていただきたいと思います。 6日の日に議運でいろいろ質疑ということがあったんですけれども、この4名の議員定数削減、3名の議員定数削減、こういうことに対して、質疑は議運の中で出なかったという、そのとき田村議員さんが質疑の答弁ということで立たされましたので、その経過を踏まえて、一応、私は、議員定数をなぜ4名しなければならないかということについて、私なりの考え方を述べさせていただきたいと思います。 まず、いろいろなそういう民意の問題から定数削減をすることが、民意を反映することにはならないと、このような主張で尾口議員は言われました。けれども、私は人口がどんどん減少してきていると。恐らく1万近く、1万にもまだ達しておりませんけれども、減少しているんじゃないかというふうに思っております。これが第一です。 人口がどんどん減ってくれば、議員を減らしていくのは当然でありまして、また議員1人当たりに対する郡山市の人口というのは非常に少ないということが実態の中で明らかになっております。そしてまた、郡山の非常に財政の状況、全国的に見ても赤字ということで、全国の12の市に入っているということを新聞報道でも見ました。したがいまして、財政再建をしていくためには、やはりこれは、議員をこのままの状態でいいんだということでは、民意の信頼は得られない、市民の信頼は得られないと、このように思うわけであります。 そして、それに関連して、先ごろの11月27日の大阪維新の会の大勝利がありましたけれども、これも、やはり議会改革を行ってきたという、そういう一つの流れの中で、あの勝利があったとは思うんですけれども、郡山におきましても、議会が市民の信頼を取り戻していくためにも、ぜひとも議員定数削減、4名の削減、これについて、やはりこれは実現していかなければならないと、このように思います。 そして、あわせて、この4名が本議会で否決されれば、これはより現実的な対応ということで、他の議員定数削減も、これは視野に入れて私たちは考えていかなければならないのではないか。既に3名議員定数削減、過去に賛成された方もたくさんおられます。どうぞ議員定数削減について賛成をしていただくことをお願いいたしまして、私の賛成討論を終わりたいと思います。 以上です。 ○議長(西川健次君) ほかに討論ありませんか。 1番 東川勇夫君。         (東川勇夫君登壇) ◆1番(東川勇夫君) それでは、議案第3号、4号、5号に反対の立場で討論をさせていただきます。 この3議案は、議員提案の議案で6月に議会に提出されました。しかし、何の議論もされないまま、できないまま6カ月が過ぎました。先ほど金銅議会運営委員長が報告されましたように、議会運営委員会では3号、4号、5号の3議案は否決という形になったわけでございます。 特に議案第4号、田村雅勇君が提出されました4名減の議案でございますが、これは議案提出と同時に議案の撤回を申し入れされたわけでございます。しかし、この申し入れ、撤回ということは取り下げですね。取り下げする場合は議会の承認が要るということで、議会に諮られたら、議会はこれを認めなかったということで、この4号議案は上程されることになり、議長は田村雅勇議員に提案理由の説明を求められたわけでございますが、田村雅勇議員はそれに応じなかった。(「賛成討論の話してください」と呼ぶ者あり) 時間が流れるばかりでございまして、議長は議会の空転をしてはならないということから、議案第4号の賛同者に提案説明を求められました。これは、地方自治法にない異例のことでございます。 そこで、丸谷議員が賛同者の一人として、提案しますということで手を挙げられたので、議長はそれを許可しました。そういったことで丸谷議員が提案されました。 その中で、提案理由のかわりの説明者であります……(「議長、これは賛成討論に何の関係があるのや」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 反対討論です。(「いや、反対討論でも何の関係あるのや。討論の中身をちゃんと話してくれよ」と呼ぶ者あり)静粛にしてください。 ◆1番(東川勇夫君) もうよろしいか。(「どうぞ、どうぞしてください」と呼ぶ者あり) その提案説明の中で、田村雅勇君にかわって提案説明をするだけなのに、まるで提出者になり切って「私は4名減の改正案を提出したのは」と申されました。しかし、それは言い違えもあるやろうとか、聞き間違えもあるやろうかという、これは逃れにはなりません。なぜならば、議会閉会後の自分の発行されている新聞にも「私は4名減の改正案を提出したのは」といって、4つの提案理由を述べて、その新聞に載せられて出しておられるから、それはもう言い間違えでは済まないわけですね。 そういったことから、いろいろ問題発言はたくさんあるんですが、それは時間の都合もあるやろうし、時間がかかるので、それは省略をいたしますが、そういったことから、そういった誤りの発言はだめだということで、議会運営委員会全会一致で謝罪するよう求めましたが、丸谷議員は謝罪をしなかった。しかし、これでは議案審議できない。本当に本来の議案に入っていけないということから、議長も一日も早く結論を出していただきたいという意見もあり、議会運営委員会といたしましては、提出者の田村議員に出席していただいて、そしてきっちりといろいろな答弁も、また提案の理由も聞いて、そして議運を進めていこうという形になり、6日の議運に田村雅勇議員が出席してくださいました。 しかし、田村雅勇議員が、私は提案していないから何で答えんなんねんとなってはいけないので、前段に丸谷議員が提案されたこと、それは提出者でないから、提案者であるから、謝罪していただいて、そしてその丸谷議員の4つの提案理由を含めて、田村雅勇議員が、わしはそんなん知らんという形にならないように、質疑をして進めていこうというふうに提案させていただきました。 しかし、そういったことはだめだという形で反対意見も出て、休憩になりました、議運が。その休憩中に、田村雅勇議員に私はお会いしました。そして、田村雅勇議員にお聞きしたら、私の思ったとおり、私はきょうは提案してないねんから、質問されても答えることがないと、何を質問しよるのか楽しみで来てるねん。楽しみで来てるねんと、こういうことを言われた。私の考えどおりだったなと。 そして、議運が再開されました。そして、田村雅勇議員には、だれ一人質問しないで、採決の結果、議案第4号は否決されたのであります。この議案は、議会を混乱させるための議案であって、否決されるのは当然だと私は思っております。 林議員が提出された3名減の3号議案、尾口議員が出された議員報酬削減の5号議案、これは信念に基づいて出された議案だと私は思っております。 しかし、郡山市の定数は今のままでいいのか。今のままで報酬をカットする形がいいのか、共産党さんがおっしゃるように。それとも減がいいのか。減がいいなら、何名がいいのかという形を真剣に議論して、そして各この市民代表、出ておられる議員全員の賛成とは言いませんが、多数の賛成でまとまるような定数削減であれば定数削減、報酬カットであれば報酬カット、ほとんどの議員が賛成されるような意見にまとめて、やはり結果を出していくのがベターではないかと考えるところでございます。 そういった考えを私は持って、今回の3議案をすべて反対するわけでございますが、議員各位の今後の活躍をお願いしますとともに、そして各位の賛同をお願いいたしまして、私の反対討論とさせていただきます。 以上です。 ○議長(西川健次君) ほかに討論ありませんか。 24番 田村雅勇君。         (田村雅勇君登壇) ◆24番(田村雅勇君) 議員提出議案第3号に対して、賛成の立場で討論を行います。したがいまして、第4号については反対になります。もちろん第4号の反対は撤回動議を出させてもらいまして、撤回したいということでした。それはなぜかと言いますと、第3号が出たからだということでございます。 通常、司法ではどういうことがあるかと言いますと、訴えの利益がなくなると、裁判官のほうから、その提訴は取り下げよと言われるわけでございます。そしてまた、弁護団の側にしても、訴えの利益がなくなった。したがいまして、取り下げさせてもらいますというのは通常でございます。そして、訴えの利益がないということが、そのとおりだというふうになると、何の異論もなく取り下げが実現するわけでございます。 今回、第4号、4名を減らす提案をいたしました。その以前に、私は2回にわたって3名減の定数削減を提案いたしました。そのときに9人の賛成議員がありました。したがいまして、第3号が出たときに、これは4号を取り下げると3号が成立するな。あるいは、3号を提案するので、4号の方、どうぞ3号に下がってもらえないか。そういうふうにいわゆる依頼があるのか、そういうふうに思っておりました。 というのは、3号議案を出した林君、ここに東川君が同じように会派として構成しております。その東川君が先ほど言いました。過去2回にわたって3名減に賛成しております。しかも、継続審査という、当時おりました田房君から出た動議に対して、日々議員活動をしておれば、議員定数を減らすことが市民の要望だということぐらいわからんのかと。今さら何が継続審査だと。そういう理屈をもって継続審査に反対したのです。数の論理で押し切るのかという格好でございました。結果としては、数の論理で押し切られて、継続審査になって、そしてとうとう選挙が済んで、きょうまだこの定数のことについて議論しているわけでございます。 その当時も、あとまだ3年もあるじゃないかという意見もありました。あと3年たった後も、まだ半年以上たっても、なお結論が出ない。ましてやこの議会でも、まだ3年あるやないかという遊田君からの意見が出てまいりました。いつまで申し送ったらいいのか。そういうことでございます。 そして、共産党の尾口君から意見がございました。定数に原則はないと。そのとおりなんです。定数に原則はありません。こうすればこういう定数になりますよというような理論はありません。その理論はだれかといいますと、市民です。したがいまして、市民の意見というのはどういう意見かといいますと、24人、24通りあります。議員一人一人が皆市民の意見を持っております。24通りあります。その24通りを多数決でまとめるわけです。したがって、それが最高の、定数を考える上での理論になります。 したがいまして、多数で決めるということが大切であります。その多数をどうして決めるかといいますと、東川、遊田が3で賛成であったと。今回、私は4で出しておる。林君が3で出した。同じ会派の林君が3で出したので、どうぞ田村、3のほうに従ってくれないかという頼みがあってしかるべきだと、そのように思った次第であります。 あに図らんや、政争の具になった。反対だ。これは妙な理屈です。どう考えても妙な。これが、しかも当時、自治連合会から、やはり議員削減、定数の削減をせよと迫られたわけでございます。それをもって、やはり削減しようやないかと、3でいいよと。もう一度言います。東川、遊田がそう言ったのであります。 それが今回両方とも反対だと、新聞にはそう書いてありました。そんな不思議なことがあっていいんだろうかと非常に思います。そういうことを含めて、皆さん、どうぞ考えていただいて、尾口君が言いましたとおりに議員の削減の定数、定理はありません。それは市民の意向であります。市民の意向は24通りあります。多数決で決めるほかありません。 したがいまして、どうぞこの議会で決めていただきたいなと、このように思います。ゆえもって、3で賛成といたしたいと、このように思います。どうぞ議案3に賛成していただきますようお願い申し上げまして討論を終わりたいと、このように思います。 ○議長(西川健次君) ほかに討論ありませんか。 21番 遊田直秋君。         (遊田直秋君登壇) ◆21番(遊田直秋君) 3つの議案に対して、反対の立場で討論させていただきます。 討論はやめておこうと思っていたんですが、田村議員のほうから余りにも短絡的な、その部分をとらえただけの僕の名前を通じての話だったので、弁解かもわかりませんが、またここで、この議案を否決するということは、短絡的には必ず、市民の方に背を向けて民意を反映しない、定数減を最後まで引き延ばしてやるのではないかなと、その意味で継続審議に持っていったであろうと、こういうふうに賛成派の方は思われるわけです。これはよくわかりますよ。僕もそっちの位置やったらそう思います。よう理解しています。いつも僕が言うように、茶の筒と一緒ですよ。上から見たら丸で、横から見たら四角で、はすかいから見たら円柱ですよ。 しかし、僕は新聞に出ているように時期が早いと言いました。これは、当初、議会で決議しました。さっき田村俊議員も決議したやないかと。決議したのは、何回も言いますけれども、前の議員の中で決議したんです。そのときは僕、田村雅勇議員と兄弟のようにして同じ会派でやっていました。僕はどっちかといったら、その決議をすることに対しては反対の立場だったんです。全体では総意が決まりましたんですけどね。 ということは、次の議会、選挙が終わって、民意を聞いて、その結果によって、早急にやりましょうということでしたら、新しくそこに入っておられない議員の方が、全員同じメンバーだったらよろしいですよ。しかし、一人でも入ってこられたら、その方はその決議に入っておられませんねん。しかし、こういうことを言ったら、傍聴の方も、またへ理屈のように思われますよ。どうしてもこう言ったら、またこれを弁解してやると。ようわかりますねん。 しかし、あえて言いたいんです。 それと、もう一つ言いたいのは、臨時議会で……(「議事進行や」と呼ぶ者あり)何が進行や。黙ってい、おい、退場させ。(「退場させって、それ、暴言やで」と呼ぶ者あり)議長に言うてるのや、退場させって。自分が言うだけ言うて、何で僕に対してはそれをやらんねん。 ○議長(西川健次君) ちょっと、静粛に。 ◆21番(遊田直秋君) そういうことを言うてたら、信憑性がなくなるんですよ。 ○議長(西川健次君) 遊田議員、心を穏やかに。 静粛にしてくださいね。 どうぞ。 ◆21番(遊田直秋君) いや、心は穏やかですよ。何もあれですよ。 それともう一つ。(「忘れたんちゃう」と呼ぶ者あり)いや、忘れてない。これも言ったら、傍聴の人は、遊田はまたこんなへ理屈言っておると思われても仕方ないことですけれども、臨時議会ありました。臨時議会のときに早速出てきました、定数減の話が。普通の子供の学芸会とか、子供の日程を決めることでも、今、役員改選の臨時議会ですよ。次の定例議会に出すんやったらよろしいですよ。その臨時議会に出すんですわ。これはなぜかと。 これはまた言いわけになるかもしれませんけれども、僕らは、前の決議のとおりにすぐやりたいと。市民の皆さんに喜んでいただきたいと。ええ格好したいと。これで議会は何のために招集したかと言いましたら、議会の改選のためにでしょう。委員の改選とか、常任委員会は任期が切れますので、こういうときに招集したのに、あえてここへ持ってくるというときに、東川議員も言われたように、政争の具にして、まだ早いと言っている人間を、これ、最後までこういうふうに持っていきよると。こういうことを拙速にとるという意味で、私はあえて議運でも、まだ3年あるんですよと。だから、私が最後にどういう態度をとるかということで、次の改選のときに、やっぱりああいうふうに本会議でやっていたけれども、最後まで遊田は反対でいったわと、こういうようなことがたまにあれば、今の田村議員の話を僕は聞きますよ。皆さんもそうでしょう。 こういう話は日に日に変わるものですよ。前に3名やと言ったから今度も3名やと。ましてや、今決めて次の議会から3名になるねんやったら、我々も東川議員も、やりましょうという話で話し合いはします。結果はどうなるかわかりませんよ。しかし、最終的にやるのは--いや、僕はそうやけど、東川議員は知らんという意味ですよ--最終的には3年半になるんですよ。今決めたら行政改革になるんですか。 4,000万のお金が浮くんですか。次の改選で定数が減ってなるんですよ。そこまでの間に決めたらいいわけですよ。 だから僕は、すぐに出されたことが、こういうふうなことで--僕は悪くとっているかどうかは知りませんよ--そういう意味やから、もっと十分に(「弁解するだけでよかったのう」と呼ぶ者あり)何ですか。 ○議長(西川健次君) 進めてください。静粛に。 ◆21番(遊田直秋君) だからね、(「また決めやんとこうと思ってるんやろう」と呼ぶ者あり)そういうふうにとられても、僕はあえて反論はしません。そういう意味の反論をしているのと違いますよ。 しかし、そういう意味であれば、すぐに臨時議会でそんなことをやられたとか、こちらのほうも、反論ではないけれども、そういうことでとにかくぎくしゃくしていると。だから、こういうことでやるのやったら、できるだけ時間をかけて、全部が集まって総意のもとで、ある程度の、1票差でどうのこうのじゃなしに、そういうようなことを慎重にやると。 しかし、議運のときにも言いましたように、最低1年以内には決着をつけるような話し合いはしていかなければならないと、こういうふうに言ったんですけれども、とにかく言った3年あるからゆっくりというようなことでとりました。こういうふうに書かれたら、もちろん遊田は何もしていないのとちゃうかと。しかし、私は今言ったように、それはもう自信を持っていますよ。 田村議員が、あえて遊田が3名やのに、何でこの3名を貫かないのかというようなことに対して、もしこういう話がなかったら私はここで言うつもりはありませんでしたが、そういうようなことで、ちょっと醜い反対討論になったかもわかりませんが、私の真情はそういうところです。よろしくお願いします。(「議長の権限で退場させるという、その退場さすということを発言者が言うことは間違いや」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 静粛にしてください。(21番遊田議員「議長に向かって退場させって言うてんのやから、議長に頼んでんのや。僕が退場せいって言うたんちゃうわ」と呼ぶ者あり)静粛にしてください。 休憩。               午前11時11分 休憩               午前11時12分 再開 ○議長(西川健次君) 再開いたします。 ほかに討論ございませんか。 14番 出口真一君。         (出口真一君登壇) ◆14番(出口真一君) 私は、4号議案、4名減に賛成の立場で討論させていただきます。 先輩諸氏のいろいろな賛成、反対の討論がございました。我々公明党市議団といたしましては、以前2月の段階で、市民の請願によりまして、4名減、15%報酬削減という形に賛成の表明をさせていただいて、それ以前から4名減という立場でずっとこの方針でやってまいりました。 思い起こせば、4年前、議会改革特別委員会をつくっていただきまして、その中でしっかり定数、報酬、その他いろいろと議論をするという委員会ができました。大変私たちも喜んで、ぜひともこの郡山の市議会を将来、21世紀にふさわしい郡山をつくろうというのは私のテーマでございますけれども、そういう新しい方向性をしっかりと打ち出していくのが今我々がやるべき仕事であるという思いでございます。そういう面から、いろいろ議会改革の話もさせていただいて、前回2月の段階で、市民の方から、議会がどうしても提案をしないのであれば市民の会が提案をするという形で提案をしていただきまして、それに乗せさせていただきまして、残念ながら、それも否決でございました。 それから、議会運営委員会を解散するに当たって、田村雅勇委員長のほうから決議をすると。選挙が終わって新しい議員になったら、すぐさま定数削減に取り組むんだという、そういう決議がございました。その決議は、私たちは4名減に賛成をしていたわけですから、決議には賛成をさせていただかなかったけれども、ほとんどの方がその決議に賛成をされたということでございまして、賛成多数で決議がなったということでございます。 今回、その田村雅勇元委員長のほうから、4名減という形で、私たちの提案を受け入れた形で、この4号議案、提出をしていただきました。残念ながらいろいろありまして、結局4号を取り下げるとか、そういうような事態にもなったかもしれませんけれども、郡山の市議会としては、やはりここでしっかりと将来を見据えて、これからいよいよまだまだ少子高齢化になっていくわけです。人口が減っていくわけです。そんな中で、今の議会がそのままでいいのかという、そこら辺をしっかりと考えていただいて、定数削減にしっかり取り組みたい。その上で、私たちは4名減、しっかり主張させていただきますので、この点に議会議員諸君の御賛同を求めまして、賛成討論とさせていただきます。よろしく願いします。 ○議長(西川健次君) ほかに討論ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議事の都合により、議員提出議案第3号については後ほど取り扱いいたし、議員提出議案第4号について先に採決いたします。 議員提出議案第4号 大和郡山市議会議員定数条例の一部改正についてを挙手により採決いたします。 本案に対する委員長報告は不承認でありますので、原案について採決いたします。 原案のとおりに決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長(西川健次君) 挙手少数であります。 よって議員提出議案第4号は否決されました。 次に、議員提出議案第3号 大和郡山市議会議員定数条例の一部改正についてを挙手により採決いたします。 本案に対する委員長報告は不承認でありますので、原案について採決いたします。 原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長(西川健次君) 挙手少数であります。 よって議員提出議案第3号は否決されました。 次に、議員提出議案第5号 大和郡山市の議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてに対する尾口五三君外1名から提出された修正案について挙手により採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長(西川健次君) 挙手少数であります。 よって尾口五三君外1名から提出された修正案は否決されました。 なお、議員提出議案第5号の原案については、同一趣旨の修正案が否決されましたので、議決不要といたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第4 選挙第4号 奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。 この選挙は、奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長から選挙の実施依頼があったものでありますが、広域連合規約第8条の規定により、関係市議会の選挙における得票総数により当選人の決定をすることになっておりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人への告知は行わないこととなります。 お諮りいたします。 選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって選挙結果の報告については会議規則第32条の規定にかかわらず有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決しました。 これより投票を行います。 議場の閉鎖を命じます。         (議場閉鎖) ○議長(西川健次君) ただいまの出席議員数は24名であります。 投票用紙を配付いたさせます。         (投票用紙配付) ○議長(西川健次君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。         (投票箱点検) ○議長(西川健次君) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。 お手元に配付いたしました候補者名簿をもとに、投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号順に1番より順次投票願います。         (投 票) ○議長(西川健次君) 投票漏れはありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。         (議場開鎖) ○議長(西川健次君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に11番 堀川 力君、13番 高橋朋美君を指名いたします。 両君の立ち会いをお願いいたします。         (開 票) ○議長(西川健次君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数      24票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち  有効投票      23票  無効投票      1票 有効投票中  山本直子君     4票  上原 雋君     19票 以上のとおりであります。 ただいまの選挙の結果を奈良県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙長へ報告いたします。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第5 報告第7号及び日程第6 報告第8号の2報告を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 水野副市長。         (水野敏正君登壇) ◎副市長(水野敏正君) それでは、ただいま上程をいただきました報告第7号及び報告第8号の専決処分報告2件について、提案の説明を申し上げます。 日程第5 報告第7号 大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の専決処分報告について御説明を申し上げます。 本案につきましては、本年9月30日付で国家公務員の給与について行われました人事院勧告について勘案いたしますとともに、本年10月27日付行われました奈良県人事委員会勧告に準じまして、一般職の職員の給与の改定を行うべく、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例により一部改正を行います条例は、大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例及び平成18年3月に制定されました大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例並びに大和郡山市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の3条例でございます。 改正の内容につきましては、奈良県の人事委員会勧告に準じて給料表を改めますとともに、平成18年度より設けております給与構造改革における経過措置額につきまして、段階を経て減額の上、廃止するものでございます。 また、これらとあわせまして、住居手当の支給に関しましても、国家公務員の給与に準じて措置するべく、所要の改正を行うものでございます。 なお、今回の改正につきましては、地方自治法第 179条第1項の規定により、本年11月30日付をもちまして専決処分をし、給料表の改定に関する部分につきましては本年12月1日からの施行といたしますとともに、給与構造改革における経過措置額の減額及び住居手当の支給に関する改正部分につきましては平成24年4月1日から、また同経過措置の廃止に関する部分につきましては平成25年4月1日から、それぞれ施行するものでございます。 日程第6 報告第8号 平成23年度大和郡山一般会計補正予算(第5号)についての専決処分報告でございます。 歳入歳出予算からそれぞれ 4,251万 7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を 295億 436万円とするものでございます。これは、先ほど報告第7号におきまして説明をさせていただきました一般職の職員の給与改定と本年の定期人事異動に伴う補正でございます。 財源につきましては、前年度繰越金の減額補正により、収支の均衡を図っております。 なお、今回の補正予算につきましては、給与改定の基準日との関係上、早急な対応が必要であったことから、地方自治法第 179条第1項の規定により平成23年11月30日付をもちまして専決処分をいたしたものでございます。 以上でございます。何とぞよろしく御承認を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(西川健次君) ただいま提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。 13番 高橋朋美君。         (高橋朋美君登壇) ◆13番(高橋朋美君) お疲れさまです。報告第7号 専決処分報告について(大和郡山市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例)、報告第8号 専決処分報告について(平成23年度大和郡山一般会計補正予算(第5号))について、専決処分ではありますが、日本共産党市議団を代表して反対の立場で討論をさせていただきます。 人事院は9月30日、国会と内閣に対しマイナス0.23%の勧告を行いました。東日本大震災からの復旧・復興に全力で奮闘を続けている公務員労働者に対し、民間準拠を唯一の根拠として3年連続の月例給などの引き下げが続いています。平成14年8月の人事院勧告で初めて月例給においてマイナス2.03%の勧告があり、平成15年にはマイナス1.07%、平成17年にはマイナス0.36%、平成19年には一たん0.35%のプラス勧告が出ましたが、平成21年には再びマイナス0.22%、平成22年8月にはマイナス0.19%、そして本年マイナス0.23%の勧告で、平成14年からでは6回ものマイナス勧告となっています。 そもそも人事院勧告は、公務員労働者に対する労働基本権、憲法が明記している労働者の団結する権利である団結権、団体交渉権、争議権の労働三権と呼ばれる労働基本権の代償措置であり、その勧告を尊重しなければならないとしています。ところが、国税庁などの資料を見てみると、今回の引き下げが適切なのか疑問があります。 民間給与3年ぶり増加との国税庁の調査が、この9月に公表されました。これは、国税庁が民間企業約1万 8,000社を抽出し、パートや派遣労働者を含む約26万人の給与を調査したものです。給料、手当が 1.2%増の 353万 9,000円、賞与が 3.6%増の58万 1,000円で、いずれも増加しました。その結果、民間企業に勤務する人が昨年1年間に受け取った平均給与は 412万円で、前年度を6万 1,000円増加したものです。 また、南都経済センターの2011年冬季ボーナス支給予定アンケート調査の結果によれば、冬季ボーナス、従業員1人当たりのボーナス平均支給予定額は、昨年比 1.6%増の42万 8,862円とのことであります。 こうした民間給与と比較しても、今回の改定が妥当でしょうか。職員が市民全体の奉仕者として働き、市民生活の向上に向け、その役割を遺憾なく発揮するためにも、研さんと意欲向上が何より大切だと考えます。そして、職員の生活実態を犠牲にし、その人生設計にも大きな影響をもたらすこととなります。 また、今回の本市職員の給与引き下げによる地域経済への影響も懸念されます。地域経済は、円高と消費不況によって引き続き厳しい状況が続いています。さらなる公務員給与の引き下げが民間労働者の賃金引き下げと負のスパイラルを引き起こしています。 こうしたことなどを考えたとき、この案件は専決処分を行うのではなく、臨時議会を開いてでも議案として上程するべきであったことも指摘をさせていただき、反対討論とさせていただきます。 ○議長(西川健次君) 以上で通告による討論を終わります。 ほかに討論はありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 討論がないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 報告第7号及び報告第8号については、挙手により採決いたします。 報告第7号 専決処分報告について承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長(西川健次君) 挙手多数であります。 よって報告第7号は承認することに決しました。 次に、報告第8号 専決処分報告について承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。         (賛成者 挙手) ○議長(西川健次君) 挙手多数であります。 よって報告第8号は承認することに決しました。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第7 同意案第6号から日程第10 同意案第9号までの4議案を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 日程第7 同意案第6号から日程第10 同意案第9号までにつきましては、人権擁護委員の推薦についてでございます。あわせて説明を申し上げます。 まず、同意案第6号、入戸野廣子氏は、平成15年4月1日に同委員に委嘱をされまして、3期務めていただいております。 同意案第7号、山中安册子氏につきましても、平成15年4月1日に同委員に委嘱され、同じく3期務めていただいております。 お二方は、平成24年3月31日付で任期満了となられますが、人権擁護委員としての活動状況も適切であり、同委員としてまことに適任と存じますので、引き続き任務を遂行していただきたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の同意をいただこうとするものでございます。 続きまして、同意案第8号及び第9号についてでございますが、竹本良子氏、谷阪健二氏が、平成24年3月31日付で任期満了をもって退任されることに伴いまして、新たに委員を推薦させていただくため、御同意をお願いするものでございます。 同意案第8号、浅川義廣氏は、昭和42年に奈良県に入庁され、東和福祉事務所福祉課長、東部農林振興事務所次長、農業総合センター総務企画部長等を歴任されました。平成21年3月に同庁を退任されて以降は、財団法人奈良県交通安全協会に所属をされ、交通安全指導や啓発指導など地域の交通安全の推進に力を注がれる傍ら、奈良県の福祉住宅体験館においてボランティア活動に従事されるなど、地域のさまざまな公益事業に尽力をされている方でございます。 同意案第9号、中島 健氏は、昭和49年から36年間にわたり株式会社南都銀行に勤務をされ、主に電算関係の業務や営業事務の分野において活躍をされました。昨年9月に同社を退社されて以降は、地域社会への貢献を志され、本年1月からは自治会長として自治会活動の活性化に熱心に取り組まれるとともに、地域の諸問題に真摯に対処される傍ら、大和郡山市人権推進協議会平和地区協議会の理事として人権問題にも熱心に取り組まれるなど、地域の福祉の充実のため力を尽くされている方でございます。 豊富な経験と人格、見識をともに備えられた両氏は、人権擁護委員としてまことに適任と存じ、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の同意をいただこうとするものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(西川健次君) ただいま提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって、これより採決に入ります。 同意案第6号 人権擁護委員の推薦について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第6号は同意することに決しました。 次に、同意案第7号 人権擁護委員の推薦について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第7号は同意することに決しました。 続いて、同意案第8号 人権擁護委員の推薦について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第8号は同意することに決しました。 続いて、同意案第9号 人権擁護委員の推薦について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第9号は同意することに決しました。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第11 同意案第10号及び日程第12 同意案第11号の2議案を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 上田市長。         (上田 清君登壇) ◎市長(上田清君) 日程第11 同意案第10号及び日程第12 同意案第11号につきましては、いずれも教育委員会委員の任命についてでございますので、あわせて御説明を申し上げます。 まず、同意案第10号でございますが、本案は浅井芳子委員の任期が本年12月10日に満了いたしますので、その後任として藤本眞喜子氏を教育委員会委員に任命しようとするものでございます。 氏は、昭和47年に現在の学校法人冬木学園関西中央高校の前身に当たります桜井女子高等学校において教職につかれ、以来38年間の長きにわたり同校において教育現場の第一線で活躍された方でございます。在任中は、進路指導部長、教頭などの要職を歴任され、平成20年からは校長に就任をされますとともに、学園の理事として学校経営の分野においても手腕を発揮されました。 また、職務の傍ら、長らく児童文学の研究にも力を注がれ、平成23年4月からは奈良県童話連盟会長、奈良市児童文学研究会副会長として、児童文学の普及活動を通じて児童の情操教育の充実にも貢献されている方でございます。 続きまして、同意案第11号でございますが、本案は山本正堯委員の任期が本年12月26日に満了いたしますので、その後任として福本宜男氏を教育委員会委員に任命しようとするものでございます。 氏は、昭和54年より市内昭和町において歯科医院を営まれ、地域の歯科医療の充実に力を注がれる傍ら、本市の学校歯科医師として児童の健康管理にも長らく御助力をいただいているほか、平成14年11月からは本市の国民健康保険運営協議会の委員に就任をいただくなど、本市行政に一方ならず御尽力をいただいている方でございます。 また、医療活動の傍ら、公益財団法人モラロジー研究所社会教育講師として倫理や道徳に関する研究や啓発活動に従事をされるなど、生涯学習や社会教育の分野におきましても幅広い知識と経験をお持ちの方でおられます。 今日、教育行政を取り巻く環境は、これまで以上に多様化、複雑化の様相を深めており、多様な視点を有する人材が求められております。豊富な経験とすぐれた識見をともに備えられた両氏は、本市の教育行政の充実と発展に取り組んでいただける適任者であると考えまして、教育委員会委員に任命をいたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意をいただこうとするものでございます。 以上でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(西川健次君) ただいま提案理由の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 御質疑ありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御質疑がないようでありますので、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 討論を省略し、直ちに採決に入るに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって、これより採決に入ります。 同意案第10号 教育委員会委員の任命について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第10号は同意することに決しました。 次に、同意案第11号 教育委員会委員の任命について、同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西川健次君) 御異議なしと認めます。 よって同意案第11号は同意することに決しました。    ─────────────────────────────────── ○議長(西川健次君) 日程第13 議案第40号から日程第21 議案第48号までの9議案を一括議題といたします。 朗読を省略し、提案理由の説明を求めます。 水野副市長。         (水野敏正君登壇) ◎副市長(水野敏正君) それでは、上程をいただきました議案第40号から議案第48号までの9議案につきまして一括して提案の説明を申し上げます。 日程第13 議案第40号 大和郡山暴力団排除条例の制定について御説明を申し上げます。 本案につきましては、暴力団の排除を推進することにより、市民の安全で平穏な生活を確保いたしますとともに、社会経済活動の健全な発展に寄与するため、所要の事項を定めるものでございます。 主な内容といたしましては、暴力団の排除に関する基本理念を規定し、これを実現するために必要となります市、市民等、事業者それぞれの責務を明記いたしますとともに、市の事務事業の執行や公の施設の運用に関する措置、市民等に対する支援、広報及び啓発、青少年に対する教育など、暴力団の排除に必要な措置について規定をするものでございます。 なお、この条例は平成24年4月1日から施行するものでございます。 日程第14 議案第41号 大和郡山暴力団排除条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。 本案につきましては、先ほど議案第40号において説明いたしました大和郡山暴力団排除条例の施行に伴い、整備が必要となります各条例につきまして、暴力団の排除に関し必要な事項を定めようとするものでございます。 この条例により、一部改正を行います条例は、大和郡山市公民館条例、やまと郡山城ホール条例、大和郡山市総合公園施設条例、大和郡山市西池グラウンド運動施設条例、大和郡山市体育館条例、大和郡山市立少年自然の家条例、大和郡山市立地域社会教育施設条例大和郡山市立ふれあいセンター設置条例、大和郡山市社会福祉会館条例、大和郡山市立コミュニティ会館条例、大和郡山市市民交流館設置条例、地域交流館「やすらぎ」条例、矢田コミュニティ会館条例、大和郡山市九条運動施設条例、大和郡山市保健センター条例、大和郡山市火葬場条例、大和郡山市都市公園条例、大和郡山市九条公園施設条例、大和郡山市額田部運動公園施設条例及び大和郡山市防災センター条例の20条例でございます。 主な改正の内容につきましては、市が設置いたします公の施設の使用につきまして、暴力団の活動を助長し、またはその運営に資することとなると認めるときは、施設の使用を許可しないことといたしますとともに、使用の許可後にそのような事由が発生したときには、使用の許可を取り消し、または使用を中止させることができることなど、暴力団の排除について所要の事項を定めるものでございます。 この条例も、暴力団排除条例の施行日とあわせまして、平成24年4月1日から施行するものでございます。 日程第15 議案第42号 大和郡山市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び大和郡山消防団員等公務災害補償条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、障害者自立支援法及び雇用保険法等の一部改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正内容の1点目といたしまして、障害者自立支援法の一部改正に伴いまして、同法に条項ずれが生じましたことから、これを引用しております大和郡山市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び大和郡山消防団員等公務災害補償条例につきまして、引用条項の整理を行うものでございます。 次に、地方公務員である船員のうち再任用短時間勤務職員について、地方公務員災害補償法に基づく補償と船員保険法に基づく保険給付とが重複して適用されることがないよう従前より設けられております調整措置につきまして、雇用保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、調整措置の内容が改められましたことから、大和郡山市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の関係条項につきまして、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、障害者自立支援法の一部改正に伴う改正規定の一部につきまして、その施行期日にあわせまして平成24年4月1日から、それ以外の改正規定につきましては、公布の日から施行するものでございます。 日程第16 議案第43号 大和郡山福祉基金条例の一部改正について御説明を申し上げます。 本案につきましては、寄附金の採納に伴いまして、大和郡山市福祉基金の積立額が同基金の基本額を超えることとなりますことから、これを相当額に改めるべく、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。 日程第17 議案第44号 大和郡山地域し尿処理条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案につきましては、後ほど御説明を申し上げます議案第45号 大和郡山下水道条例の一部改正についてにより提案させていただきます下水道使用料の改定に係る一部改正案を受けまして、市が管理いたします地域し尿処理施設の使用者と公共下水道の使用者との間において負担額に不均衡が生じることがないよう、下水道使用料と同様に使用料を改定し、受益者負担の適正化を図るものでございます。 なお、この条例は平成24年4月1日から施行し、同年5月分として徴収する使用料から適用するものでございます。 日程第18 議案第45号 大和郡山下水道条例の一部改正について御説明を申し上げます。 本案につきましては、本市下水道事業の経営の健全化と経営基盤の強化並びに受益者負担の適正化を図るため、下水道使用料の改定について、所要の改正を行うものでございます。 使用料の改定率といたしましては、下水道事業経営の状況、市民生活への影響、近隣自治体の料金水準等をもとに総合的に検討いたしますとともに、大和郡山市上下水道事業審議会の御意見を勘案いたしまして、およそ20%の平均改定率といたすものでございます。 なお、この条例は平成24年4月1日から施行し、同年5月分として徴収する使用料から適用をいたすものでございます。 日程第19 議案第46号 平成23年度大和郡山一般会計補正予算(第6号)について御説明を申し上げます。 歳入歳出予算にそれぞれ1億 8,175万 9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を 296億 8,611万 9,000円とするものでございます。 歳出より御説明を申し上げます。 第2款 総務費は1億 3,336万 7,000円の増額補正でございます。その内訳につきましては、第1項 総務管理費、第6目 財産管理費におきまして市有地売り払いに要する経費 145万円と第9目 基金費におきまして減債基金への積立金1億円でございます。さらに、今年度、御寄附いただきました 3,191万 7,000円を全額大和郡山市福祉基金へ積み立てるものでございます。 第3款 民生費は 2,525万 2,000円の増額補正でございます。その内訳は、第1項 社会福祉費、第1目 社会福祉総務費におきまして認知症高齢者グループホーム施設整備に係る補助金 1,080万 6,000円、第2目 後期高齢者医療費におきまして平成22年度療養給付費負担金の精算による不足分 1,032万 9,000円と後期高齢者医療事業特別会計への繰出金 105万 5,000円、第8目 老人福祉費におきまして地域の居場所づくり推進事業 306万 2,000円でございます。 第8款 土木費は 850万円の増額補正で、これは朝日町地内の市道の幅員拡幅を行うものでございます。 第9款 消防費は 722万 8,000円の増額補正で、これは消防団員の安全装備品の購入経費16万円と公務災害補償等共済基金への追加掛金 706万 8,000円でございます。 第10款 教育費は 741万 2,000円の増額補正でございます。これは、地域の居場所づくり推進事業として第5項 社会教育費、第2目 公民館費に 186万 2,000円、第9目 社会教育会館運営費に 450万円、第6項 保健体育費、第4目 体育施設費に 105万円をそれぞれ増額補正をいたすものでございます。 次に、歳入についてでございますが、第15款 県支出金で認知症高齢者グループホーム施設整備に係る補助金 1,080万 6,000円、地域の居場所づくり推進事業補助金 1,047万 4,000円、第16款 財産収入で市有地売り払い収入 4,601万円、第17款 寄附金で福祉基金寄附金 3,191万 7,000円、第20款 諸収入で消防団員安全装備品等助成金16万円をそれぞれ増額いたすものでございます。 なお、不足する財源につきましては、前年度繰越金によって収支の均衡を図っております。 日程第20 議案第47号 平成23年度大和郡山国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 歳入歳出予算にそれぞれ 2,300万円を増額し、歳入歳出予算の総額を99億 6,482万 9,000円とするものでございます。 今回の補正は、平成22年度療養給付費等に係る国庫負担金等の精算の結果、超過交付が発生したことにより、償還金として第10款 諸支出金、第1項 償還金及び還付加算金、第3目 償還金におきまして 2,300万円を増額補正するものでございます。 歳入につきましては、平成22年度本特別会計の決算剰余金による繰越金を増額補正することにより、収支の均衡を図っております。 日程第21 議案第48号 平成23年度大和郡山後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)でございます。 歳入歳出予算にそれぞれ 105万 5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を8億 4,445万 5,000円とするものでございます。 今回の補正は、第1款 総務費、第1項 総務管理費、第1目 一般管理費におきまして住民基本台帳法改正に伴う電算システムの改良経費 105万 5,000円を増額補正するものでございます。 歳入につきましては、一般会計よりの繰入金を増額補正することにより、収支の均衡を図っております。 以上、9議案の提案の説明でございます。何とぞよろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして終わります。 ○議長(西川健次君) ただいま提案理由の説明が終わりました。 本日の会議はこの程度にとどめ、これをもって散会いたします。 明9日は、議案熟読のため、休会いたします。 次回12月12日午前10時より会議を開きます。 本日はどうも御苦労さまでした。               午後0時1分 散会...